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午前10時36分
開議
○
議長(
篠田純一君)
会議を再開いたします。
委員長の
報告が終わりました。
お諮りいたします。
本
臨時会の
会期は、ただいま
委員長から
報告があったとおり、本日1月28日の1日間のみにいたしたいと思いますが、これに御
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
篠田純一君) 御
異議なしと認めます。よって、本
臨時会の
会期は本日1月28日の1日間に決しました。
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○
議長(
篠田純一君)
日程第3、
議案第1号を
議題といたします。
市長より、
提案理由の
説明を求めます。また、
市長より、
新型コロナウイルス感染症に関わる
本市の
感染対策の
状況について
説明をしたいという
申出がありますので、これを許可します。
市長筧 信太郎君。
〔
市長筧 信太郎君
登壇〕
◎
市長(
筧信太郎君) 改めましてこんにちは。
議員の
皆様には
公私ともに御多用のところ御
出席いただき、誠にありがとうございます。
今般、緊急に御
審議をいただきたい事案が生じましたことから、
臨時会を開催させていただきました。
提案理由を
説明させていただく前に、
新型コロナウイルス感染症に関する
状況につきまして申し述べさせていただきます。
一昨年1月、
国内で初めて
新型コロナウイルス感染者が確認されてから2年が経過いたしましたが、現在も第6波と呼ばれる
感染が全国で急激に
拡大をしております。
県内でも既に
オミクロン株の
感染者が確認されており、
本市においても
オミクロン株への置き換わりが始まっております。この
変異株は従来株と比較して
感染力が格段に強く、予想をはるかに超える
スピードで急
拡大しており、今後さらに
感染が
拡大した場合には、自宅・
宿泊療養や
入院治療を要する方が急増し、
医療提供体制への負荷が急速に高まるおそれがあり、
地域医療の逼迫につながりかねないため、十分な警戒が必要であります。
本市における
感染状況につきましては、1月7日に昨年10月7日以来3か月ぶりに
新規陽性者が確認されて以降、
感染拡大が続いており、昨日までの
本市の
感染者数の累計は400人を超え、今月に入り、1月一月だけで115人の
感染者が確認されております。
そうした中、
国内における
ワクチン接種につきましては、2回の
ワクチン接種をしたにもかかわらず、
ブレークスルー感染が起こっているとの
報告もあり、
厚生労働省においても、3回
目接種を行った場合、
追加接種を行わなかった場合と比較して、
感染予防効果や
重症化予防効果等を高める
効果があると示されております。
県では、現在、
ワクチンの大
規模接種会場として、2月8日から
牛久運動公園武道館での実施を
決定しております。
本市における
ワクチン接種につきましては、
稲敷医師会をはじめ、各
医療機関並びに
関係機関の
皆様の御
協力を得ながら、これまで同様、
市内医療機関での
個別接種及び
市保健センターでの
集団接種を現在実施しているところでございます。
本市の
ワクチン接種予約につきましては、昨年7月24日までに2回目の
接種が済んでいる方には既に3回目の
接種券を発送しており、今後も、2回目の
接種時期に合わせて随時
接種券を発送することとしております。現在の
本市の3回目の
接種状況ですが、他市に先駆けて順調に進んでおりまして、1月24日現在、65歳以上の方で16.8%、また、全体でも8.6%の方が既に3回目の
接種を終わらせており、今のところ
県内でも高水準の
接種率となっております。これからも
ワクチン接種を希望する全ての
皆様が安心して円滑に
接種できるよう、
スピード感を持って
接種機会の拡充に力を注いでまいります。
新型コロナウイルス感染症の
拡大に伴う甚大な影響は、
人々の生命や健康を脅かし、
日常生活のみならず、
経済、
社会全体の在り方、さらには
人々の
行動様式、意識など多方面に波及しております。これから
感染拡大を予防するには、いわゆる
ニューノーマルと言われる新たな
生活様式の実践や新たな
まちづくりが求められており、
本市としましても、
市民の
皆様の健康と
生活を守り抜くことを最
優先課題とし、住みよい
まちづくり、安心安全な
まちづくりに向け、
感染防止対策と
社会経済活動の両立に
スピード感を持って邁進し、この難局を乗り越えてまいりたいと考えております。
感染防止対策にこれまで御尽力をいただいておりますエッセンシャルワーカーの
皆様、
市民の
皆様、
市内事業者の
皆様、そして
議員の
皆様には、改めて感謝を申し上げますとともに、引き続き
感染拡大防止への取組に御
協力をお願いいたします。
それでは、本日提出いたしました
議案につきまして、
提案理由を御
説明申し上げます。
提案させていただいた
議案は、
補正予算案件1件でございます。
提案要旨を御
説明させていただきます。
議案第1号
令和3年度
稲敷市
一般会計補正予算(第12号)であります。
本案は、既定の
予算額に
歳入歳出それぞれ7億1,775万4,000円を追加し、
予算の総額を
歳入歳出それぞれ248億9,196万9,000円とするほか、
繰越明許費の
補正を行うものであります。
歳出補正につきましては、
民生費に5億2,479万5,000円を追加するもので、
住民税非課税世帯等を
対象に、
臨時特別給付金1
世帯当たり10万円を給付する
住民税非課税世帯等臨時特別給付金給付事業4億9,820万円、
児童扶養手当受給者の方などを
対象に、
児童1人
当たり5万円の
給付金を支給する
ひとり親世帯生活支援特別給付金給付事業2,659万5,000円をそれぞれ計上いたしております。また、
教育費に4,116万2,000円を追加するもので、
小学校施設維持管理費に
あずま東小学校屋上防水補修工事請負費等を計上いたしております。
次に、
新型コロナウイルス感染拡大に伴う
本市第四次
緊急経済対策事業の
令和3年度分といたしまして、
衛生費に223万3,000円を追加し、
保健センター改修事業及び
新型コロナウイルス予防対策事業をそれぞれ計上いたしております。また、
農林水産業費に
新型コロナウイルス感染症に係る
水田農業経営持続化推進事業1億4,956万4,000円を追加するもので、
水田農業経営の
安定化を目指し、
主食用水稲作付面積に応じた
補助金等を計上いたしております。
歳入補正につきましては、
国庫支出金で
地方創生臨時交付金1億2,440万2,000円、
住民税非課税世帯等臨時特別給付金事業補助金4億9,820万円、その他繰越金9,515万2,000円であります。また、
繰越明許費の
補正につきましては、第2表のとおり2
事業を追加するものでございます。
以上、上程させていただいた
議案の概要を御
説明させていただきました。御
審議の上、適正なる御
決定を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○
議長(
篠田純一君) 以上で
提案理由の
説明が終わりました。
これより、
議案第1号の
質疑を行います。
なお、
質疑につきましては、
会議規則第55条第1項の
規定により、その範囲を超えてはならないこと、自己の意見を述べることはできないこと、第56条の
規定で、同一
議員につき同一
議題について3回を超えることができないこと等、
発言の内容が制限されておりますので御注意をお願いいたします。
発言は演壇で行い、再
質疑以降については
質問席で
発言されますようお願いいたします。
それでは、
質疑を許します。
質疑はありませんか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
篠田純一君)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
ただいま
議題となっております
議案第1号については、
会議規則第37条第3項の
規定により、
委員会付託を省略したいと思います。これに御
異議ございませんか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
篠田純一君) 御
異議なしと認めます。よって、
委員会付託を省略することに
決定いたしました。
これより、
議案第1号に対する
討論を行います。
討論はありませんか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
篠田純一君)
討論なしと認めます。
これより、
議案第1号
令和3年度
稲敷市
一般会計補正予算(第12号)を
採決いたします。
採決は
電子採決といたします。
議員各位に申し上げます。議席にある
出席ボタンが点灯していることを確認してください。
本案に
賛成または
反対の
ボタンを押してください。
〔
賛成・
反対者ボタンを押す〕
○
議長(
篠田純一君) 押し忘れはございませんか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
篠田純一君) 押し忘れ
なしと認めます。
採決を確定いたします。
賛成全員であります。よって、
本案は原案のとおり可決されました。
続いて、お諮りいたします。
本
臨時会中の
議案等の
審議に関わる字句、数字、その他の
整理を要する件については、
会議規則第43条の
規定により、その
整理を
議長に一任されたいと思います。これに御
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
篠田純一君) 御
異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
──────────────────────────
○
議長(
篠田純一君) 以上をもちまして、
令和4年第1回
稲敷市議会臨時会を
閉会いたします。
大変御苦労さまでした。
午前10時50分
閉会
地方自治法第123条第2項の
規定により署名する
稲敷市議会議長 篠 田 純 一
議 員 浅 野 信 行
議 員 山 下 恭 一...